STORY ~ちょとだけ真剣なお話~

・・障害のこととか・・

私は障害者です。下肢の障害です。
世の中には様々な障害と様々な身体の状態があります。ここで1つづつ例にとって説明はしませんが、状態は人それぞれです。
誰かにとっての不幸は誰かにとっては幸せに見えたり、自分よりもっと‥は星の数ほどあります。
包みパンつには対象となる進度の障害があります。必要としない人の中にはパンツが履けるのではなく、排泄用具などの福祉用具の方が楽だという方もいます。

健康そのものの方、ベッドの上で瞬きするのが精一杯の方、そのどちらも、私は等しく尊く、生きる意味において相違はないと思っています。誰もがたった1人の尊い存在であり、生きることを使命に生まれてきている。

このホームページを作るにあたり、開発者であり運営をする者として、私の主観で描き綴ることがほどんどではありますが、思いに嘘はなく、真摯に命と向き合いながら運営していることをどうぞご理解ください。



開発の道のり

包みパンつは下肢障害者である私が開発しました。普段から杖歩行の私ですが、4年間で3回足の骨を骨折し、その度にさらに不自由な暮らしを強いられました。
不自由な暮らしを強いられるのは私だけではなく、家族も同じです。家族の歯車が1つ故障する訳ですから、家族も普通の暮らしとはいきません。
そんな中、私が一番気にしたのはパンツ問題でした。普段からマジックハンドを使って床に落としたパンツを拾って履いていたのに、骨折したその日からパンツは履かせてもらうことになったのです。

デザインのこと

白黒のストライプは包みパンつの定番商品です。ターコイズブルーのガーゼとこの白黒ストライプから開発がスタートしました。
黒のリブニットでできたウエスト部分にこのストライプ柄は私のお気に入り。
人は好きな色や好きな柄を身につけるだけでも気分が上がります。
パンツは下着ですので人に見られることはほとんどありませんが、包みパンつは人に見られても良いを前提に作りました。なぜなら私がよく転ぶからです。

ふわパンつってなあに?

Vivre et profiter には包みパンつの他にふわパンつという商品もあります。
これは包みパンつの形を踏襲しつつも展開しない、いわば普通の形のパンツです。
ですが、ふわふわガーゼ生地でお腹のリブニットが優しく温めてくれる癒し系パンツです。

男性用の「つつみパンツ」

包みパンつには男性用の
「つつみパンツ」もあります。
トランクス型で、ウエストもリブニットでなく、トランクス専用のゴムで作られています。
生地は女性用と違ってサラッとした木綿の生地でできています。

足の不自由な方だけでなく、ゆるいパンツでヨガをしたり、整体をする方にもオススメです。
ウエストのゴムはリブニットに変更することも可能です。